外科のご案内(概要)

外科では、外傷や腫瘤切除・鼠径ヘルニアなどの一般外科をはじめ、消化器外科を中心とする肝胆膵疾患や、内分泌外科・呼吸器外科・末梢血管外科など専門分野における外科的治療を行なっています。
また、近年では内視鏡を用いた外科的治療に加え、腹腔鏡や胸腔鏡などの鏡視下手術を積極的に取り入れ、胆石症手術の大半は腹腔鏡下で行なっており、大腸がん手術にも積極的に腹腔鏡下手術を取り入れています。より安全で侵襲の少ない質の高い医療の提供を目指しています。
手術症例は年間416例(2022年度)となっており、年々増加の傾向にあります。最先端の医療を積極的に導入し、安全で有用性の高い治療が出来るようスタッフ一同日夜努力しております。
入院患者数は1日平均約20名程度で、手術以外にもがん再発後治療としての抗癌化学療法・TAEやラジオ波焼灼、また、がんの緩和医療も患者さまやご家族と十分相談の上で行なっています。基本的に手術をした患者さまを信念と責任を持って治療することを理念としています。

診療・検査実績

総手術症例数(2023年度)
1)頭頸部
 甲状腺切除 0
 その他の頭頸部手術 7
小計 7
2)乳腺
 胸筋温存乳房切断術 10
 乳房温存手術 1
 その他の乳腺手術 5

小計

16
3)肺・縦隔・胸壁
 肺摘除、肺葉切除術(腹腔鏡補助下) 4(4)
 肺部分切除術(胸腔鏡下) 2(2)
 胸腔鏡下ブラ切除術 0
 試験開胸、開胸生検(胸腔鏡下) 1(1)
 その他の呼吸器手術(胸腔鏡下) 2(0)

小計

9
4)食道
 食道ステント術 0
 その他の食道手術(食道裂孔ヘルニアを含む) 1

小計

1
5)胃
 開腹下胃全摘術 0
 腹腔鏡下胃全摘術 1
 開腹下幽門側胃切除術 0
 腹腔鏡下幽門側胃切除術 2
 胃穿孔手術(腹腔鏡下) 0
 その他の胃手術(腹腔鏡下) 5(4)

小計

8
6)肝
 開腹下肝切除術 0
 腹腔鏡下肝切除術 0
 マイクロウェーブ、ラジオ波焼灼術 3
 肝膿瘍ドレナージ 0
 その他の肝臓手術 0

小計

3
7)胆道
 腹腔鏡下拡大胆嚢摘出術 0
 胆管消化管吻合術(乳頭形成) 0
 開腹下胆嚢摘出術 0
 腹腔鏡下胆摘術 30
 腹腔鏡下総胆管切開術(腹腔鏡下) 2(2)
 胆道外瘻術(PTCDを含む) 0
 その他の胆道手術 0

小計

32
8)膵・脾
 膵頭十二指腸切除術 0
 その他の膵手術 1

小計

1
9)小腸・大腸
 小腸切除術(腹腔鏡下) 3(1)
 開腹下結腸、直腸切除術 9
 腹腔鏡下結腸、直腸切除術 28
 人工肛門造設・閉鎖術 32
 腸閉塞手術(腹腔鏡下) 12(3)
 虫垂切除術(腹腔鏡下) 16(16)
 直腸脱手術(腹腔鏡下) 4(3)
 痔核根治術 17
 肛門周囲膿瘍切開術、痔瘻切開・切除術 10
 その他の肛門手術 4

小計

135
10)腹膜・腹壁
 試験開腹術(腹腔鏡下) 12(5)
 成人鼠径部ヘルニア根治術 12
 腹腔鏡下成人鼠径部ヘルニア根治術 24
 腹壁ヘルニア修復術(腹腔鏡下) 10(6)
 腹腔内膿瘍ドレナージ術 4
 その他の体壁手術 33

小計

95
11)末梢血管・四肢
 下肢静脈瘤手術、静脈シャント術を含む 0
 CVポート留置術 41

小計

41
12)生殖器
 子宮・子宮筋腫摘除術 0
 腹腔鏡下卵巣・卵管摘除術(腹腔鏡下) 4(3)
 その他の生殖器手術 0

小計

4
13)内分泌
 副腎の手術 0
 その他の内分泌手術 0

小計

0
14)体表
 皮下腫瘍摘除術 3

小計

3

学会認定(施設)

  • 日本外科学会専門医修練施設
  • 日本消化器外科学会専門医修練施設