一般診療科のご案内
病棟紹介
患者さまに適した医療環境を提供するため、救急・急性期から回復期に至るまで、様々な病棟機能を全7病棟(223床)で対応しています。
ハイケアユニット・急性期病棟
地域の方々に適切な急性期医療を提供するため、充実した施設とスタッフで、重症患者さまの集中治療とケアおよび専門的治療にあたっています。
ハイケアユニット(HCU)
急性期病棟
「High Care Unit」(ハイケアユニット)の略で、「高度治療室」を意味します。
ICUと一般病棟の中間の役割を担う病棟で、人工呼吸器を装着するような重症の方や重症リスクのある方、手術後の方を受け入れています。容体が不安定で、一般病棟(急性期病棟)には移せない患者さまを重点的に観察するための病棟です。
病棟名 | 東2病棟(HCU) |
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病床数 | 8床 |
対象疾患 | 救急搬送後や手術後に濃厚な治療を要する方 |
病室 | 個室7室・リカバリーおよびオープンベッド1室 |
看護基準 | 実質配置4:1看護 常時、入院患者さま4人に対して1人以上の看護職員を配置している病床です。 |
外科・整形外科・泌尿器科等の急性期疾患に対して、より安全で有用性が高く、侵襲の少ない質の高い医療を提供しています。手術後は早期離床を行い、早期社会復帰を目指して、チーム医療で支援しています。
病棟名 | 東3病棟 |
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病床数 | 42床 |
対象疾患 | 外科系疾患 |
病室 | 特別室1室・個室9室・4人室8室 |
看護基準 | 実質配置7:1看護 日勤・夜勤合わせて入院患者さま7人に対して1人以上の看護職員を配置している病床です。(看護職員のうち正看護師の割合が70%以上の病棟です) |
呼吸器・循環器・消化器疾患を中心とした内科全般と入院を要する皮膚科領域の急性期疾患に対して、高水準の医療を提供しています。急性期治療と並行して、早期から地域の支援者と連携して満足していただける退院支援を行なっています。
病棟名 | 東4病棟/東5病棟 |
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病床数 | 42床/42床 |
対象疾患 | 内科系(消化器・呼吸器・循環器等)疾患、皮膚疾患 |
病室 | 特別室1室・個室9室・4人室8室/特別室1室・個室9室・4人室8室 |
看護基準 | 実質配置7:1看護 日勤・夜勤合わせて入院患者さま7人に対して1人以上の看護職員を配置している病床です。(看護職員のうち正看護師の割合が70%以上の病棟です) |
DPCの対象となるのは健康保険が適用された、一般病棟(HCU、東3~5病棟)に入院した患者さまです。交通事故や仕事中の怪我、自費の患者さまは対象外です。
DPC(診断群分類)とは、(Diagnosis Procedure Combination)の略で、一入院期間中に複数の病名に対して治療が行われた場合でも、入院全期間を通じて人的・物的に医療資源を投入した病名を医師が1つだけ決定し、国が定めた一日あたりの点数から入院の医療費を決定する制度です。
回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟では、ADL能力の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションプログラムを、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等が共同で作成し、プログラムに基づいたリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。四季折々の自然と触れ合えるリハビリスペースを兼ねた屋上庭園(きぼうの広場)も隣接しています。
当院では、一日も早い患者さまの回復を願い、日祝日問わず365日リハビリテーションを実施しています。また、他医療機関で入院治療中の方の転院相談も随時お受けしています。
病棟パンフレットはこちら
- 対象となる方
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- 脳血管疾患、脊椎損傷等の発症(又は手術)後の患者さま
- 大腿骨、股関節等の骨折(又は手術)後の患者さま
- 外科手術や肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術(又は発症)後の状態の患者さま
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経・筋・靱帯損傷後の患者さま
- 股関節又は膝関節の置換術後の患者さま
- 急性心筋梗塞や狭心症等の急性発症した心大血管疾患又は手術後の患者さま
総勢50名を超えるスタッフによる手厚いリハビリテーション(理学療法・作業療法・言語聴覚療法)を行える体制を整えています。
リハビリテーション部の部門紹介ページはこちら
病棟名 | 西3病棟 |
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病床数 | 38床 |
病室 | 個室6室・4人室8室 |
看護基準 | 実質配置13:1看護、30:1看護補助 日勤・夜勤合わせて入院患者さま13人に対して1人以上の看護職員と入院患者さま30人に対して1人以上の看護補助職員を配置している病棟です。(看護職員のうち正看護師の割合が70%以上の病棟です) |
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緩和ケア病棟
緩和ケアとは、決して終末期のケアを意味する用語ではありません。どんな病気でもそれによる苦痛があるものです。その苦痛を取り除くために医療を提供するのが緩和ケアです。緩和ケア病棟は病気により、そのような身体的・精神的な様々な苦痛を持つ患者さまが入院するための病棟です。医師や看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリテーションスタッフ、ソーシャルワーカー、公認心理師等がチームを組み、毎日穏やかに過ごしていただけるよう支援いたします。
- 緩和ケア病棟
入棟基準 -
- がんの治療や延命のための積極的治療が終了している。なお、原則として患者さまが病名、病状、予後について理解していることが望ましい。
- がんに伴う身体的、精神的、心理・社会的苦痛などがあり、入院によって緩和治療が必要である。
- 患者さまおよびご家族が緩和ケア病棟の方針を理解し入院を希望している。
- ご家族が患者さまの意思に同意している。病状により患者さまの意思が確認できない場合は、患者さまの意思を代弁できるご家族が緩和ケア病棟での治療を希望していること。
病棟名 | 西4病棟 |
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病床数 | 20床 |
病室 | 特別室1室・個室15室・2人室2室 |
看護基準 | 実質配置7:1看護 日勤・夜勤合わせて入院患者さま7人に対して1人以上の看護職員を配置している病棟です。 |
患者さまのご家族が宿泊に利用できる控室を2部屋ご用意しています。
ご利用希望の方は、病棟スタッフまでお申し出ください。
平日の日中に地域医療連携室までお電話の上、「緩和ケア病棟入院相談」とお申し出ください。
担当スタッフがお話を伺います。その際、いくつかのご質問をさせていただきます。
緩和ケア病棟へ入院をご希望の方はこちらをご確認ください
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地域包括ケア病棟
理念
ひとりひとりを大切にし、その人らしい生活ができるための支援をします。
地域包括ケア病棟は、急性期病棟での治療が終了し、すぐに在宅療養や施設へ移行するには不安のある患者さまに対し、安心して在宅復帰できる状態になるまでの支援を目的に医療管理、診療、看護、リハビリを行う病棟です。
入院が適している患者さまは、在宅あるいは介護施設に復帰予定で、入院治療により症状は改善、安定し、もう少し経過観察、在宅復帰に向けたリハビリテーション、在宅での療養準備が必要な方となります。また、当病棟ではレスパイト入院の受け入れも行なっています。
(注)入院期間は、症状に応じて調整することになりますが、保険診療上最大60日が限度となります。
地域包括ケア病棟パンフレットはこちら病棟名 | 西5病棟 |
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病床数 | 31床 |
病室 | 個室7室・4人室6室 |
看護基準 | 実質配置13:1看護 日勤・夜勤合わせて入院患者さま13人に対して1人以上の看護職員を配置している病棟です。(看護職員のうち正看護師の割合が70%以上の病棟です) |
レスパイトとは、「休息」や「小休止」という意味です。住み慣れたご自宅で療養を続けるために、介護者が休息をとれるよう支援いたします。レスパイト入院をご希望される方は、事前に医療・介護関係者へご相談ください。利用申込書以外にも必要な書類がございます。
レスパイト入院について詳しくはこちら
医療・介護関係者の方はこちらをご確認ください
医療関係者専用
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室料について
特別室 | 個室 | ||
金額 | 16,500円/1日 | 8,800円/1日 | 5,500円/1日 |
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病棟 | 東3病棟/東4病棟/東5病棟/西4病棟 | 東3病棟/東4病棟/東5病棟/西3病棟/西5病棟 | 西4病棟 |
設備 | バス、トイレ、洗面台、ミニキッチン、テレビ、冷蔵庫、リクライニングソファー | トイレ、洗面台、テレビ、冷蔵庫 | トイレ、洗面台、テレビ、冷蔵庫、リクライニングソファー |
※金額は税込料金です。
※室料は、実際に利用した日を1日料金として計算します。たとえば、2泊3日の場合には3日分の料金となります。
※利用状況によってご希望にそえない場合もあります。
※病棟によっては、ご用意していないタイプのお部屋もあります。
※お部屋を移った日の室料は移った先のお部屋でのみご請求いたします。
※室料は自己負担となり、保険は適用されません。
ご利用希望の方は、入院手続きの際は西館1階総合受付、入院中の場合は病棟スタッフまでお申し出ください。